承認欲求

　皆さんはTwitterやInstagramなどのいわゆる"SNS"を利用していますでしょうか？

写真や気持ちを投稿していますか？それとも他の人の投稿を見るだけであったり、情報を得るために利用しているでしょうか？かくいう私は大学に入学した際、友人に「大学は情報戦だから！」ということを強く言われ、Instagramをやっていない人は時代遅れだと言われたので渋々始めました。私は少ない人生経験で、こう言ったSNSを積極的に利用している人は”自己顕示欲”が強く、パーソナルスペースが自分とは全く違う気がしていたのでかなり抵抗がありましたが、使用せずに文句を言う人間にはなりたくないと考えて利用してみました。するとまず、驚いたのは通知の多さです。ストーリーに誰かが投稿しただけで通知になるのですね...私はアプリの通知バッジをすぐに無くしたいと言うこだわりがあるため、集中力が一気にそっちに持っていかれました。私はすぐに”通知を消す”という対抗策を講じましたが、次に襲いかかってきたのはフォロワー数によるマウント合戦でした。当時はまだ”フォロワー数が多い＝すごい”というイメージが根強く残っていた時期であり、私個人としては、そんなもの何の意味もないと思いつつも、自分の少ないフォロワー数を見て何だか悲しい気持ちになっていました...。情けないですね。そもそもインフルエンサーは除いて何百、何千人のフォロワーを抱えてどうするのでしょうか？いやどうするんですか？全員のストーリーを見るわけにもいかないでしょうし、そもそも全員の顔を覚えているのでしょうか？私は自分の記憶力に全くと言っていいほど自信を持っていないので、フォロー数、フォロワー数共に100人を越さないように気をつけています(一般的に見て変なのでしょうが...)。

　このような利用法をするには他の理由もあります。定期的にフォロー欄を確認することによってまず、顔と名前を一致させる作業を行うことができます。この人誰だったっけなと考えたり、最近この人と会っていないな連絡してみよう。という感じでしょうか。いいですよね？

　次に、インスタグラムではなく、お会いした時に近況や思い出話をすればいいと思っています。これでよくないですか？？インスタグラムに載せる写真はもちろん各人がいいと思っている写真であり、もちろんそこで新たな出会いはあるとは思いますが、ちょっと合わないと思っていた人に対してさらに会わなくなる口実を作ってしまいませんか？

　私は素敵な思い出や面白い瞬間はごくごく身近な中の良い人だけと共有すればいいと思っています。正直そんなに仲良くない人のセンスを見たいとは...はいわかっています。文句があるなら使うなってことですよね！笑

　ですから私のインスタグラムはLINEで連絡が取れない人との連絡手段と、自分またはあまり会っていない人の生存確認のためだけのツールとなっています。みなさんも程よい距離感を保って良いSNSライフを！