maximam271828’s diary

あなたの人生に少しの砂利を

飲みニケーション

 ハラスメントに対する姿勢を考えさせられるようになった昨今。ビジネス系Youtuberを中心にノミニケーションの不必要性について訴えている人が増えている。"飲み会の上手な断り方"として

  • あらかじめ他の仕事を入れておく
  • 素直にいきたくないと言う
  • 行くことのメリットがないことを暗に伝える

などと言っているが、最近の大人たちはこれがコミュニケーションの正解だと思っているのだろうか!?”いじめを回避するために勇気を出してやった方がいいこと”三選かと思ってしまった。こういった方の主張は次のとおりである。

  • 飲み会はスキルアップにはつながらない。
  • 基本的にためになる話はない。
  • 早く帰って早く寝たほうが効率が良い。

といったものである。みなさんはどう感じるだろうか。

 私は特に若いうちは何事も経験であると考えている。とても大きな取引先のお誘いで、翌日仕事があっても飲みに行かないといけないこともあるだろうし、こういった飲み会の場でなくても興味のない人から興味のない話を聞かなければならないことはあるのではないかと思う。さらに言えば、いく意味がなかったと感じることもこの先の人生においては重要なことなのではないだろうか。何にせよ食わず嫌いは良くない。大概の会社において、昇進を考えたときに、仲良くなっておいたほうがいい上司というのは存在するのではないかと考えている。また、上司のほうがその会社について、いい面も悪い面も詳しいことが多々ある。”若手”である以上”学び”が一番大切であり、以上のことを学ぶ必要があるのではないか。

 あるお世話になっている人の話で、「最近の人は、正しい間違っているの基準のみで物事を判断しすぎている。」というお話がある。その言葉を聞いて私はハッとしたのを覚えている。確かに正しい、間違っているのみで判断し、置かれている状況や、感情を考慮しないほうが”楽”ではあるのだ。その人の話を聞くまで安易な選択をしてきたことに私は恥ずかしさを覚えた。

 どの環境に身を置くにしても”新人”期間は存在する。その時の価値観は全くもって完全ではない。何が正解なのかを”先輩”から学ぶ必要があるのである。その意味で飲み会は別に仕事ではないし、うまく活用すべきなのではないかと思う。(節度は守る必要があるが...)

 

 また、ある働かれている方のお話で、最近、若手の方から飲み会を開催してほしいとの声が多いそうである。昨今のコロナ禍の影響で対面のコミュニケーションが少なかったのが影響しているのではないかということである。飲みニケーションがあるときは無駄だといい、なくなったらありがたみがわかる。人間は成長しない生き物である。