maximam271828’s diary

あなたの人生に少しの砂利を

清潔感という罠

 私は生物学上の男であり、世間平均で見ると、高学歴だし、高身長だし、高収入になる予定で、顔も好みはあるがいい男と言われることも少なくなく、本来ならモテる人間である。とか何だか言っている時点でモテないわけであるが、一周目のモテたい欲を持て余す、若年層の男性がいつも困らされている清潔感について愚痴ろうかと思う。

 

 そもそも清潔感という言葉が生まれてしまった理由は何なのか。その理由は一昔前のモテ像を考えることがヒントになる。

少し前のモテ像

  • ワル
  • 男らしさ
  • 肉食性

という感じだろうか、少し影のある主人公の友達がドラマ等で人気があるイメージだったし、大学時代くらいまではヤンキーと繋がりがあるくらいの方がいわゆる一軍女子からの人気はあったような気がする。肉食系も以上のことに通じる要素である。

 もちろん

  • 誠実さ
  • 実直さ
  • 一途さ

を持つ男性に一定の需要があることは確かだが、恋愛欲一週目の勘違い女子からすると魅力があるようには見えず、二週くらいした後の結婚願望に振り回され始めた女性からのニーズが強いように思える。ここで誠実、実直、一途な男性はヤリたい盛りの時期に全くモテなかったという経験から自分磨きに対する意欲もそこそこなため結局本原稿の主題の”清潔感”を見に纏うことなく、恋愛市場、結婚市場の表舞台に引っ張り出されるということで、軽薄、上部だけ、浮気者の中身スカスカ男子に勝つことができず、巷の女性は”浮気した/された”とか”結婚詐欺された”などの被害に遭うわけである。悪循環である。

 

 皆さんが今、以上を踏まえてモテない人を想像するとどんな人を思い浮かべるだろうか

  • 根暗
  • コミュ障
  • 男臭い人
  • 真面目な人
  • ボサボサ

くらいだろうか。最初の四つは”精神的な清潔感”がないということであり、最後のボサボサがいわゆる”見た目の清潔感”のない状態のである。

 

 精神的清潔感を身につけるためにはどうすれば良いのか。簡単である。根っからの明るい人であればこの記事を見るまでもないが、そのままで空気を読めるようになっていけば言うことはないだろう。そうでない人は歌舞伎町のホストを見習えば良い。

  • 相手に有無を言わせない物言い。
  • 完全に相手を立て同意する物言い。

のどちらかに特化すれば良い。これらのことは恋愛工学なるものでマニュアル化されていると思うからそちらを参考にしてもらいたい。

 誰でもすぐに始められる見た目の清潔感についてだが、一言で言えば”ムダ毛がない”とか”整っている”になるのだろうか。騙されてはいけないのは脱毛しろということではないということだ。SNSなどの広告ですね毛全剃りとか髭全抜きがモテるために必要条件なように感じている人が多いと思うが、そんなことはない。すぐにスマホなどで調べることができると思うが、男女ともにパートナーに対して脱毛してほしいという人は5割に満たない。ほとんど脱毛サロンと韓流系の策略に過ぎないのである。

 もちろん髭を毎日剃ることや髪の毛をいい感じに整えることは大事だしすぐにできることなので実践すれば良いと思うが、それよりも簡単なことがある。それは「ハンカチを持とう」ということだ。めちゃくちゃ清潔感あるよね〜という評価を受けているメンズの何割がハンカチを常に持っているのだろうか。いや持っていないだろう。清潔感があっても清潔ではないのである。ハンカチを最低一枚持つことにより、夏場、顔のテカリを抑えることができるし、服に飛んだフラペチーノの汚れを少しは落とすことができるかもしれない。清潔感より清潔であることの方が重要ではないか。

 

 日本人は特に一律な教育しか受けていないために自分で取捨選択する必要のある情報に弱い傾向があるのではないかと思う。”(形容詞)感”ではなく本質的な”(形容詞)”を身につけることの方が結局は自分磨きになるのではないだろうか。